ドライフードを猫に与えるときのBESTなふやかし方は?
猫がカリカリと音を立てて食べるドライフードですが、ふやかして与えてあげた方がいい場合もあります。
中には、どのくらいまでふやかしたらいいのか疑問に思っている方もいるのではないでしょうか。
今回は、ドライフードを猫に与える時のBESTなふやかし方をまとめてみましたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ふやかしてあげたらいいとき
生後2~3ヶ月のとき
離乳食をやめてドライフードを食べ始めるこのころは、まだ歯が生え変わっておらず、硬いままのドライフードを食べられない子猫が多いです。
そのため、飼い主さんがドライフードをふやかしてあげて柔らかくしてあげることが大切になってきます。
食べないからといってドライフードに慣らしはじめることをしないと、猫の噛む力が鍛えられないので顎の力が弱くなってしまいます。
こうなると、お口の病気にかかりやすくなります。
またシニア猫になったとき噛む力がなく、ご飯を食べられなくなる危険もあります。
猫風邪のとき
猫風邪をひいてしまうと、鼻がつまってしまい食べ物のにおいを感じられなくなってしまいます。
特に、ウエットフードよりも匂いの薄いドライフードはそのままの状態だとより食べてくれなくなってしまいます。
猫は、まず匂いを嗅ぐことで食べ物を食べられるかどうか判断しています。
ですから、食欲をわかせるためにはどらいをふやかして匂いを出してあげるようにしましょう。
歯周病を患っている子
猫の歯周病は人間とは違い、完治することはありません。
歯周病の症状が酷くなっていくと、モノを噛むときに痛みが生じるようになります。
ご飯を口からよくこぼすようになったり、食べずらそうに噛んでいるときなどは歯周病にかかっている可能性が高いです。
そうなってしまうと、食べること=痛いと認識してしまうので固いドライフードは特に食べなくなってしまいます。
歯周病はシニア猫がかかりやすい病気のひとつなので、若いうちから気を付けてあげ、もし重い症状がでてしまったら柔らかくて食べやすいものを与えてあげるようにしましょう。
ドライフードは何でふやかす?
ドライフードをふやかすときは水ではなく、お湯でふやかすと早く柔らかくすることができます。
まだ離乳食を終えたばかりの子猫の場合は、ミルクを恋しがるので熱したミルクでふやかしてもOKです。
ふやかすときは、密封容器などにドライフードが浸かるくらいのお湯や温かいミルクと共にいれておきましょう。
触ってみて、ドライフードの芯を感じないくらいまで柔らかくすると子猫やシニア猫は食べやすくなります。

By: Steve Abraham
まとめ
ドライフードはふやかして与えることで水分も一緒にあげることができます。
ウエットフードのほうがふやかす手間もなく、簡単にあげられるのでついつい選んでしまいがちですが、ドライフードのほうが高い栄養価でできているので、できるだけドライフーを与えてあげるのがおすすめです。
ぜひこれを参考に、愛猫の健康を内側からサポートしてあげてくださいね。