運動後に息切れをしてしまう猫 何か病気が潜んでいる!?
飼い猫と楽しく遊んでると猫がハアハアと息切れをしだすことがありますよね。
これはどんな猫でもする行動なの?と疑問に思う飼い主さんも多いのではないでしょうか。
今回は猫が運動後に息切れをする原因について詳しくお教え致しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
運動後に息切れをしていても大丈夫?
猫が運動後に息切れをしているのは、たまに見られる光景です。
息切れをしていても、その後すぐに普通に戻ったり、ぐったりしているなどのいった症状が見られない場合は特に心配はありません。
しかし、元気や食欲がなく、ふらふらとしている場合は要注意です。
息切れをする原因
遊ばせすぎ
短時間で猫を動かせすぎると呼吸が荒くなり、息切れをするようになります。
この場合は、少し休めばすぐに呼吸が元通りになることが多いです。
息切れをさせすぎると猫の心臓に負担をかけてしまいます。
ですから、遊ばせるときは1回の時間を長くするのではなく、何回かに分けて思いっきり遊んであげるほうがよいです。
こうすることで猫の体力が消耗しにくくなり、呼吸が荒くなりにくいのです。
障害を持っている可能性
呼吸器系や心臓に障害をもっている子は少し動いただけでもハアハアと息切れをしてしまいます。
特に心臓に障害を持っている子は、高いところへジャンプするだけでも体に強い負担がかかるため大変危険です。
動き回ったわけでもないのに、ハアハアと荒い呼吸を頻繁にしている場合はこうした障害が隠れている可能性があるので、病院で一度見てもらうようにしましょう。
熱中症
気温が高い場所で長時間過ごしていると猫も熱中症になります。
特に夏場のエアコンのかかっていない密閉された部屋は熱中症になりやすいといわれています。
軽度の熱中症は体に扇風機やエアコンの風を当てて冷やしてあげれば回復に向かいやすいです。
しかし、重度の熱中症の場合は適切な処置が少しでも遅れると猫の命に関わります。
そうした悲しい事態にならないようにするためにも、気温が上がりそうだと思ったらエアコンを28℃ほどでかけておいてあげるのがおすすめです。
熱中症対策については合わせて、こちらをお読みください。
まとめ
猫が息切れしているときは、このように様々な理由があります。
先天性の疾患の場合は飼い主さんが気づきにくい場合もあるので、健康診断を年に1回行って飼い猫の健康状態をきちんと把握しておくことが大切です。
少しでもいつもとおかしいと感じることがあれば、すぐに病院に連れていくようにしましょうね。