犬が引越し後に抱えてしまうトイレのトラブル解消法
別記事で、犬と一緒に引っ越しする際のストレスについてお伝えしてきましたが、環境の変化によって一番気になるのが「トイレ」です。
今まできちんとトイレでできていた子も、引っ越して新しいトイレになった途端に失敗してしまう、ということはよく聞く話です。
では、どうすれば早くトイレを覚えてもらえるのでしょうか?
トイレを早く覚えてもらうためのポイント
私も二匹の犬と引っ越した際、トイレを覚えてもらうにはどうすればいいかいろいろと悩みました。
ここで重要となるのは、「いかに前のお家の環境に新しいお家でも整えてあげられるか」ということです。
そのためのポイントをご紹介していきます。
トイレ用品は前の家で使っていたものをそのまま使用する
前の家で使っていたトイレのトレーやマット。
新しいお家になるに伴って新しくしたくなりますが、ここで新品に変更してしまうと、さらに犬は混乱してしまい、トイレの場所がわからなくなってしまいます。
そのため、出来る限り今まで使っていた物をそのまま使用するようにすることが大切です。
どうしても買い換えたいという場合でも、新しい環境になれてくる1か月ほどを目安にするとよいと思います。
しつけ用品を使う
今までトイレの場所をしっかり覚えていた子でも、新しい環境になるとどこがトイレかわからなくなり、混乱してしまうこともあります。
そういった時にぜひ使いたいのが、「しつけ用品」です。
シートに直接吹きかけるスプレーの他に、シートそのものに臭いがついているものもありますので、そういったものを使用し、改めて「ここがトイレだよ」としつけ治してあげることで、子犬の時よりも比較的スムーズにトイレの場所を覚えてくれます。
万が一失敗しても叱らない
犬は、新しい環境によって今までに感じていなかった不安を常に感じています。
この不安から混乱を生じてしまい、結果としてトイレを失敗してしまう可能性もあります。
そうした時、大切なのは「どうして間違えちゃったの?」と叱らずに「間違えちゃったんだね。トイレはこっちだよ」と誘導してあげることです。
ただでさえ不安な状態で叱られてしまうと、犬はさらに不安になってしまい、さらに失敗してしまう可能性もあります。
そのため、出来る限りそばにいて不安を軽減してあげながら、トイレの場所を繰り返し説明することが大切です。
まとめ
トイレを間違えてしまうことは、人間はもちろん犬にとってもストレスがたまってしまうことです。
今回お伝えしたポイントを押さえていただき、早くトイレにも、そして新しい環境にも慣れていっていただけたらと思います。