一匹の時には問題なくできていたお留守番。
しかし、お迎えしてすぐのお留守番は飼い主さんにとっていろいろと心配ですよね。
そこで、犬の多頭飼いの場合の留守番について考えてみました。
いたずら好きの子はいると、便乗していたずら放題となってしまう
1匹でもゴミ箱などを倒して遊んでしまうような子がいると、留守番中に便乗して普段やらない犬も一緒にいたずらをしてしまう可能性があります。
実際、私も先住犬はいたずらなどほとんどしない子だったのですが、後住犬がいたずら好きで、家に帰ってきたらゴミ箱が大変なことになっていたり、トイレシートをいじっていたりなんてことがよくありました。
そのため、あらかじめいたずらをされないように、そのようなものを留守番中は他の部屋にしまっておくか、ゲージに入ってもらいいたずらできないようにする対策が必要です。
仲が悪い場合、ケンカの止め役がいないと思わぬ事故に発展してしまうことも
飼い始めてすぐでまだ上下関係がはっきりしていなかったり、一方の子がもう片方の子を苦手としていた場合、飼い主がいない間に激しいケンカをしてしまい、ケガをしてしまう恐れがあります。
普段のケンカならば、なるべく止めずに上下関係をつけさせるのはよいことなのですが、負けを認めていても興奮していて攻撃を止められなくなってしまうこともあり、帰宅時に大きなケガをしていた、なんてことになりかねません。
そのため、留守番中にケンカしてしまう可能性が少しでもあるのならば、短時間で用事をすませるようにするか、お互いが留守中に触れ合うことがないように別々のゲージに入っていてもらう必要があります。
後住犬に対しても、留守番の訓練をする必要がある
犬はみんな、飼い主さんのことが大好きです。
そのため、自分たちだけが置いて行かれることに対して不安を感じてしまうのは当然のことです。
多頭飼いとなる前に、先住犬に対しては留守番ができるように一通り教えていると思います。
それは、後住犬に対しても同じことが言えます。
ある程度留守番をできるように教えてあげないと、後住犬はとても不安になってしまい、激しく動揺してしまいます。
動揺している様子をみて、先住犬もだんだん不安になってしまい、二匹そろって不安となってしまいかねません。
我が家の場合は、出かける前に必ずガムを上げて、食べている間にいつの間にかいなくなっているという方法を取りました。
そうすることで、自然と「いつの間にかママはいなくなっているけれど、必ず帰ってくる」ということを覚えることができましたよ。
まとめ
お留守番は、犬にとってとても不安になってしまうことです。
おうちの都合でどうしてもお留守番になってしまう時間ができてしまうことは仕方ありませんが、なるべく誰かいるようにしてあげて、長い時間不安で過ごすことがないように、配慮してあげてください。