犬は飼い主家族を順位付けしている!? 正しい上下関係を築くコツ

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本来、犬は群れ社会で生活をする動物です。

ペットとして飼育されるようになった現在でも、犬は家族を群れと見なし、家族の中でリーダーを決めて生活していると考えられてきました。

しかし近年、順位付けはしていないのでは?という意見が増えており、それに伴いしつけの方法を見直すという方も増えています。

順位付けをしているという理由、反対にしていないという理由を比べてみましたので、しつけの参考にしてみて下さいね。

順位付けをしている理由

家庭犬は人間を含めた家族を一つの群れと考え、順位付けして接しているという説です。

犬は家族の一員であり、飼い主さんにとっては子供のような存在であると思います。

しかし、いかなる場面でも人間は犬よりも上の立場に立ち、犬の行動をコントロールしてやらなければ共存する事はできません。

犬への接し方を誤ってしまうと、犬は自分が群れのリーダーであると勘違いし問題行動を起こしてしまうのです。

これらの一説は狼の時代の習性を元に考えられており、長らく取り入れられてきたトレーニングの基本です。

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順位付けをしていないという理由

狼の時代、すなわち野生の世界での群れ社会では順位付けを行う必要がありました。

しかし、家庭犬が主流の現代ではもう順位付けを行う必要がないという説です。

もちろんご飯を食べさせてくれて散歩にも連れて行ってくれる飼い主さんのいう事は聞きますし、敵わないと思っているでしょう。

しかし、リーダーに絶対服従といった過去の群れ社会の習性はもう無くなっていると考えられています。

その証拠に、群れ社会ではリーダーに甘えたりしませんが飼い犬は飼い主さんに甘えたり、時には飼い主さんのいう事を聞かない事もあります

現代の犬は人間との共存がしやすいよう順応してきているため、問題行動を起こす理由は順位付けとはあまり関係がないとも言われています。

両方をうまく取り入れたしつけをしよう

これらの説は、おそらくどちらも正解と言えるでしょう。

今までほど順位付けを強く意識する必要はなくなっているのかもしれません

しかし、やはり犬が人間よりも下位であるという事は共に生活する上で教えなけらばならない事です。

野生の習性がどのくらい残っているかは犬種によって違いが大きく、個体差もあります。

大切なのは、どちらを重視したしつけが愛犬に合うのかしっかりと見極める事です。

まとめ

犬がペットとして飼育され始めてから長い月日が経ちました。

犬が人間社会に順応してきたように、人間も今まで行ってきたしつけの方法を一度見直す必要があるのかもしれませんね。

おみ

おみ

投稿者プロフィール

スーパー甘えん坊のボーダーコリーと生活中の犬オタクです。
愛犬に関するいろんなお悩みを抱えた飼い主さんの手助けが少しでも出来たら嬉しいです。
新米ライターですが、皆さんのお役にたてるように精一杯がんばります!

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