準備はどうしたらいいの? 猫を飼うために必要なもの
猫をお迎えする前には、準備しなければならないものがあります。
今回は猫を飼うにあたって絶対に必要なものから、揃えておいたほうが安心なものまでま詳しくまとめてみましたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
絶対に必要なもの
猫のご飯
迎える猫がどのくらいの年の子かにもよって変わってきます。
生後1ヶ月未満なら子猫用のミルク、生後1ヶ月~1ヶ月半なら栄養価の高い離乳食が必要です。
それ以降の子猫なら子猫用ドライフードが必要となり、成猫ならば成猫用のドライフードや毛玉対応ドライフードを用意してあげましょう。
年齢にあったフードを与えないと、肥満の原因になることがあるので気を付けましょう。
食事・飲み水用の容器
フードを入れる器や水を入れる容器も揃えておきましょう。
ただし、まだ離乳していない子猫の場合は哺乳瓶が必要となります。
容器も様々な種類がありますが、プラスチック製のものは匂いが残りやすく、猫が食べているときに動いてしまい嫌がる子もいるので、できれば重さのある陶器の器がオススメです。
また、飲み水の容器も重みがある方がこぼれにくいので、ガラス製のものなどがよいです。
猫砂・トイレ
トイレはこだわりを持っている子は好みが細かいので注意しましょう。
トイレ容器も蓋があるものとないもので好みが分かれますし、猫砂も木材系や紙、鉱物系などがありますので飼い猫が使いやすそうなものを選ぶことが大切です。
特に猫砂は気に入ったものでないと猫がトイレを我慢したりして膀胱炎などのおしっこの病気の原因にもなってしまうので、気を付けてあげてください。
おもちゃ
遊ぶのが大好きな子も多いのが猫の特徴です。
室内飼いで刺激のない生活ばかり送っていると、猫も退屈だと感じストレスを溜めこむようになってしまいます。
キャットタワーを置いて、上下の運動量を増やすことは肥満対策にもつながりますし、外の景色がみれるようになることで暇をつぶすこともできます。
また若い猫の場合は1日最低でも10分ほどは全力で遊んであげると、体を動かすことで食欲UPにもつながるのでオススメです。
爪とぎ
猫にとって爪とぎは必要な行動のひとつです。
一番よいのは、一部屋にひとつ爪とぎを置くことです。
こうすることで、柱や家具などがボロボロになってしまうのを防げることもあります。
立って研ぐのが好きなこと、座って研ぐのが好きな子に分かれますので、研ぎ方に応じた爪とぎを用意するようにしましょうね。
くし
特に抜け毛が激しい長毛種の子を迎える場合は、ブラッシングしてあげられるように猫用のくしを準備しておきましょう。
おうちの中に毛が舞うだけでなく、グルーミングの時に毛をたくさん飲み込んで体の中に毛玉ができやすくなってしまうのを防ぐためにも毎日5分ほどお手入れする時間を設けてあげましょう。
毛玉が体の中に溜まりずぎると、腸閉塞という病気を引きおこしてしまうので、日頃から気を付けてあげましょう。
あったほうがよいもの
猫用ハウスやベッド
自分の居場所にできる場所があれば、お迎えしたばかりの子もくつろいでくれやすくなります。
また、冬に使用すると、防寒対策にもなります。
市販のものを使ってくれない子は、ダンボール素材のものなら入ってくれやすいので挑戦してみるのもOKです。
猫用おやつ
おやつは味が美味しいものが多く、もらえるのを楽しみに待つようになる子もいます。
また、爪切りなどの嫌な行為が終わった後に与える続ければ、避けたい行為も我慢してくれるようになります。
毛玉対応のものや、歯磨き効果のあるものなど猫の体にいいものもたくさん売られているので体調に合わせて選んでみてもよいです。
キャリーバッグ
病院にかかったときに病院に連れて行く際やペットホテルに預けるときなど、猫を持ち運びするのに便利です。
上から蓋が閉められるタイプなら、逃げやすい子でも入れやすいのでオススメです。
成猫になっても使えるように、ある程度大きめのものを購入しておくのがポイントですよ。
猫用シャンプー
基本的に猫はシャンプーをしなくてもグルーミングで体を綺麗にする生き物ですが、スフィンクスなどの皮脂が多い品種や長毛種などの抜け毛の多い子のために用意しておいてもOKです。
ブラッシングで取り切れなかった抜け毛もシャンプーなら落ちやすいので、特に毛の生え変わりが激しい換毛期は使用してみるのもひとつの手です。
最後に
必要なものはたくさんありますが、一番大切なのは変わることのない飼い主さんの愛情です。
子猫のうちは顔が可愛い子が多いので、一目ぼれして飼おう!と思ってしまいがちです。
可哀想な猫を減らすためにも、飼う前には必ず一生お世話をできるかどうかを含めてよく考えたうえでお迎えしてあげてくださいね。