室内飼いをしていれば猫のノミ対策は必要ない!?
昔と比べると最近は、おうちの中で猫を飼われる方が増えてきました。
そんなときに疑問に思うのが猫のノミ対策。
外へ出ないならノミ対策はしなくてもいいのでは?と思っている方も多いのではないでしょうか。
今回はそんな方のために猫のノミ対策について詳しくご説明致しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
室内飼いでもノミ対策は必要!
外へ自由に出入りできない子もノミ対策は必要になります。
おうちの中にあるカーペットや毛布などは意外とノミが寄生しやすい場所だからです。
外に出なくても、ペットホテルや動物病院などに連れて行ったときにノミを持って帰ってきてしまう危険性もあります。
また、猫自身がノミを運ぶだけでなく時には飼い主さんがおうちの中にノミを運んでしまうケースもあります。
他の場所で飼い主さんの服などにノミが寄生して、そのまま帰宅し、飼い猫にノミが寄生してしまう場合も多いのです。
室内飼いのノミ対策
ノミスポットをしてもらう
動物病院でノミスポットをしてもらい、飼い猫に寄生したノミを駆除するのが一番安全で確実な方法です。
いつもより毛づくろいの回数が増えたり、執拗にかいているなどの行動が見られたらノミスポットをしてもらいましょう。
ノミスポットは一度させば1ヶ月間、効果持続します。
様子を見てみて、症状が改善しないようならまた1ヶ月後にノミスポットをさしてノミを駆除しましょう。
掃除機をマメにかける
カーペットなどの掃除は面倒でコロコロクリーナーですませてしまう方も多いと思いますが、コロコロクリーナーではノミをつぶしてしまう危険があります。
ノミはつぶしてしまうと、卵が飛び散って逆に繁殖してしまう場合があるので危険です。
カーペットを掃除するときは必ず掃除機を使用するようにしましょう。
掃除機をかける回数も多くし、週に3~4回はかけるように心がけるとよいです。
ノミ対策と同時に猫の抜け毛対策にもなるので、よりおうちを清潔に保つことができますよ。
天日干しをする
布団やカーペット、ラグなどはこまめに天日干しをして日光消毒するようにしましょう。
また、それだけではなく猫用の毛布やベッドなども必ず天日干しするようにしましょう。
香りつきの消臭剤をかけている方も多いと思いますが、中に含まれているアロマ成分が猫にとって悪影響を及ぼす場合があります。
そうしたもので代用するよりもきちんと天日干しを行う方が猫の体にとって安全です。
まとめ
飼い主さんが少し気を付けるだけで猫へのノミ対策ができるようになります。
ノミが寄生したままだと激しいかゆみが続くので、猫の体にも心にも負担を与えてしまいます。
室内飼いの方はおうちを清潔に保つことでノミ対策を万全にするようにしましょうね。