室内で飼っていても、ふとした拍子に脱走。そして、家に帰ってこないというケースもあるそうです。
そうなってしまうと飼い主さんとしてはもう心配で心配で溜まらないですよね。
今日はそんなときに役立つ?おまじないがあるという噂を聞いたのでまとめていきたいと思います。
猫の家出の原因
猫の家出については様々な原因がありますが、多くの場合は他の猫が関連している場合が多いとされています。
例えば、去勢・避妊手術をしていない猫のケースだと、本能的に発情期を迎えると異性のパートナーを探すために家からの脱走を試みる事がありますし、脱走せずともストレスをため込んでしまうので健康のためには去勢・避妊手術をすることをオススメします。
避妊・去勢手術については、合わせてこちらをお読みください。
続いて、新しい猫をお迎えした際に自分の居場所がないと感じて、家出をするというケースもあります。
こちらは新入り猫ばかりを可愛がってしまいがちですが、何をするにも新入りの子は後回し、先住猫を優先する事で防げますので、新しい猫を迎える際には先住猫のプライドを傷つけないように接してあげるようにしましょう。
そして、最後に悲しい事ですが、寿命の前触れというケースもあります。
猫は体調不良になると、人間や他の猫の目が届かないところで安静にして体力の回復を待つという性質があり、そのためどこかに隠れていて、家に戻ってこないという事があるそうです。この場合は回復した際には何かあったの?という顔して数日で帰ってきますが、帰ってこない場合には体力が戻らず力尽きてしまったという事が多いとされています。
神頼みでも何でもしたい!
飼い猫が家出してしまったら、心配で心配で何も手につかない。
確かに飼い主さん的にはこうなってしまっても仕方がないですよね。
でも、何か気休めにでもなる事はないの?とお祈りしたり、おまじないがあればということで噂のおまじないを紹介していきます。
百人一首の句を使うおまじない
百人一首で遊んだことがある人ならば、聞いた事があるかもしれない中納言行平が作った
たちわかれ いなばのやまの みねにおふる まつとしきかば いまかへりこむ
という歌を使うおまじないになります。
この歌を使ったおまじないは数パターンあるそうで、1つ目はこの歌の上の句である
たちわかれ いなばのやまの みねにおふる
の部分を紙に書いて、普段エサを食べるときに使っているお皿の下に置くというものです。
このおまじないで猫が帰ってきたら、上の句を書いた紙に残りの下の句を書いて燃やすというのがルールとされています。
続いて、2つ目はこの句を書道で使う半紙に書いて、家の東側の壁に貼るというおまじないです。
そして、最後は下の句である
まつとしきかば いまかへりこむ
と紙に書いて、玄関の人目に触れないところに貼るというおまじないです。
いつの頃から始まったかは定かではありませんが、この歌は「別れた人や動物が戻って来るように」と願掛けをするときに使われていた歌という事で、古くからあるおまじないとされています。
猫が帰ってくる神社!?
おまじないに続いて、神頼みをするならば、その名も猫返し神社という猫が帰ってくると話題の神社があります。
こちらは東京都立川市にある阿豆佐味天神社という神社なのですが、ジャズピアニストの山下洋輔さんという方が飼い猫を探し回っていた際に偶然通りかかった神社がこの神社だったそうで、願掛けをした結果、翌日猫が戻ってきたというエピソードから飼い猫が行方不明になってしまった人が訪れるようになったそうです。
ネット上にもクチコミとして、帰ってきたという報告もありますので、神頼み!という事でしたら、この神社でお願いをしてみてはどうでしょうか。
最後に
大事な飼い猫が行方不明になってしまったら、色々と思い悩んでしまう気持ちは飼い主仲間としてはよく分かります。
先述のように去勢や避妊手術をすることや猫との付き合い方などを適切に行っていくことや脱走しないような環境作りをしていくことで、飼い猫が行方不明となってしまうリスクを下げる事が出来ますので、無事に帰ってきてくれた際には見直していくのも大事な事です。
具体的な探し方についてはあわせて、こちらをお読みください。