場所はどこ?意外に知らない猫のおへそを探しちゃおう!
人間と同じ哺乳類の猫にもおへそがあるはず!と思い探そうとしてみても、おおわれた毛をかき分けるのは意外に大変な作業ですよね。
猫好きさんの中にも「そういえば猫のおへそってみたことない!」と思う方も多いのではないでしょうか。
今回はそんな熱烈な猫マニアさんのために、猫のおへそのについて詳しくまとめてみましたのでぜひご覧くださいね。
猫のおへそを探そう!
こちらの子のように、手術後で毛が薄い場合は比較的探しやすいですよね。
猫のおへそも人間と同じようにお腹のあたりにあります。
お腹の真ん中あたりに一カ所だけ毛がない部分があり、それが猫のおへそだといわれています。
形も人間と同じような形をしているの?
人間のおへそは触ってみると、デコボコしていて凹凸が激しいですよね。
しかし、猫のおへその形は人間とは違っていて、そこまで凹凸が目立ちません。
触ってみると「少しへこんでいるかな?」と感じる程度のへこみです。
なので、余計に飼い主さんが見つけようとしてもなかなか探し出せないのかもしれませんね。
人間と同じようにデベソな猫もいるの?
猫にも人間と同じようにデベソな子がいます。
しかし、安易に「うちの子はデベソ」だと決めつけてしまうのはNGなのです。
一見ただのデベソに見えるものも、実は「臍(さい)ヘルニア」という病気にかかっている可能性があるからです。
この病気は、生後1年未満だと去勢手術や避妊手術のときに一緒に手術をして取り除くことができますが、それ以上たってしまうと手術をするのが難しくなってしまうのも特徴です。
また、膨らみが大きくなるのを放置しておくと腸が出てきてしまう恐れがあったり、様々な合併症が起こることもあり、大変危険です。
なので、愛猫のおへそがなんだかデベソ気味だなと不安に思ったら、早めに動物病院でみてもらうようにしましょう。
去勢・避妊手術のときに獣医さんにあらかじめ確認してもらうのもおすすめです。
猫のおへそを確認するコツ
猫のおへそを確認するためには、猫が仰向けになっているときがチャンスです。
そのときにお腹の毛を優しくかき分けながら探しましょう。
このとき猫が嫌がったらすぐに中断させるのもポイント。
お腹は猫にとって一番の弱点なので、おへそ探しに真剣になるあまり、ストレスを与えすぎないようにしましょうね。
まとめ
猫と人間のおへそには違いがみられることが分かると、ますます興味を持ってしまいますよね。
また、ただのデベソだと見逃しがちになるヘルニアにも注意が必要だということも頭に入れておきたい豆知識です。
ぜひこれを機に、愛猫と触れ合いながら可愛らしい猫のおへそを探されてみてはいかがでしょうか。